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高知県 ワインバー一覧

全3件中 1~3件

アモンティラード (ワインバー..)
高知県高知市帯屋町1丁目1-17-1F
電話番号:088-875-0599

バッフォーネ (ワインバー..)
高知県高知市帯屋町1丁目2-10-5-1F
電話番号:088-822-3884

ヴァンヴィーノ (ワインバー..)
高知県高知市追手筋1丁目2-7
電話番号:088-875-0369



 


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ワインバー・コラム

【お酒/カクテル辞典】

●ハバナの男

グレアム・グリーンの小説『ハバナの男』(原題Our Man in Havana)は、酒をじつにうまくあしらった作品だ。

ワーモルドという主人公が、ダイキリ・カクテルのファンという設定。その彼が、いつの間にかスパイに仕立てられ、のっぴきならない羽目におちいるという喜劇仕立てになっているが、ダイキりが、この喜劇の狂言過しとして重要な役割を果たしている。

ところが、この『ハバナの男』 には、もっと傑作な部分がある。これは、おそらく現代文学で、酒を小道具に使った描
写では、出色のものと思われる。

それは、ドラフトという一種の将棋をやる場面。駒のかわりにウイスキーのミニチュア瓶を並べてやる。そして、1本取ったら、取った者がそれを飲もうと約束する。

「きみは、バーボンのほうをもちたまえ。バーボンのほうが、スコッチより強い。それだけわたしのほうにハンデがつく」

これは、ボンデッド・バーボンのアルコール度が50度、スコッチが43度ということを指している。こうして、盤上には
12本のバーボンとスコッチが並べられ、競技は開始される。

スコッチ側は、相手の<オールド・テイラー><オールド・フォレスター>などのミニチュア瓶を取って飲む。バーボン側は、<ヘイグ・ディンプル>(ジョージ4世)などを取って飲む…。

そんなことをやっているうちに、二人とも酔っぱらって、スコッチとバーボンの見分けがつかなくなり、

「どれも、みんな瓶にすぎないじゃありませんか」

などと、わめいたり、相手にわざと瓶を取らせて酔っぱらわせたり、てんやわんやのコメディが展開される。

ミニチュア瓶を駒にするという着想が、じつにユニークなのだが、それよりも文学作品のなかで、こんなに酒がいきいき
と躍動するシーンは、おそらく空前絶後といっていいのではないか。ぜひ、ご一読を。

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